【ワーホリ】ニュージーランドを選んだ理由!厳選8つ

「なぜニュージーランドを選んだの?」この質問は、ものすごく高確率で聞かれた質問でした。

日本だけでなく、世界的にみても留学やワーキングホリデーで人気な国の上位は「オーストラリアやカナダ」ですよね。

私がその王道の国を選ばなかった理由は、このブログを読んで頂ければ伝わるかと思います。

ワーキングホリデーの行き先で悩んでいる方がいたら、私が選んだ理由、結果的に「選んで良かった理由」ともなった経緯を、ご紹介したいと思いますので、参考になれば嬉しいです。

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治安がとても良い

はじめにお伝えしますが、日本に比べたら、治安が良い国では無いのが正直なところです。

ですが、日本は”平和ぼけ”しているなと、ニュージーランドに行って気付かされました。日本と比べるというのは違う気もしますが、私たちは日本で生活してきたので仕方がないですよね。その常識をいったん忘れて読んで頂ければと思います。

よく海外の夜は「危険」なぜなら、殺人事件や銃撃事件、テロ、スリ等、色々な事件で溢れているのが海外のイメージです。実際、ニュージーランドで殺人事件等の大きい事件は滅多に起こりません。夜は歩いていても問題はありませんが、一人歩きや、公園等の人けが無い暗い夜道は危険です。

ニュージーランドは低所得住民が多いと言われているので、その地域は空き巣やスリが多く、気をつける必要があります。オークランドの中心からは離れているので、あえて行く必要性は無いですね。

私が実際に住んで生活していた中で、怖い思いをした経験は一度もありませんでした。周りの友人から聞いた事もありません。なので普通に生活している分には、本当に平和な国です。

ニュージーランド人の生活は、朝早く起きて、夜は早く寝るという規則正しい生活を送っているというイメージがとても強くありました。夜遅くまで働いている日本では考えられない生活リズムですよね。なので結果的に、夜出歩いて悪さや事件を起こす人が少ないのかな?というのが個人的な見解なのと、こういったスリやケンカが多いのは、他の島から来た移民が多いそうです。

ニュージーランドは、日本と同じ島国なので性格が穏やかで優しく、日本人と似ている点がいくつかあります。なので住みやすいというのも、あるかもしれません。

📷:ミッションベイの住宅街(私が最初に住んでいた家からの通学路)

日本と同じく四季がある

南半球にあるニュージーランドは、日本とは真逆の季節ですが、四季があります。

「9月〜11月:春」「12月〜2月:夏」「3月〜6月:秋」「7月〜9月:冬」

ニュージーランドの「梅雨」のような季節は、6〜7月。この時期はとても雨が多く、観光には向かないシーズンです。

日本と同じく季節があるというポイントは、とても過ごしやすく、また飽きずに1年を楽しめますよね。

📷:南島ワナカ湖の駐車場にて(10月下旬)

他の国に比べて日本人が少なく英語環境に適している

留学やワーキングホリデーを考えている人のほとんどは、「英語を勉強するため」と考えている人が多いかと思います。しかし、日本人が多い国や学校を選んでしまうと、自然と日本人とは日本語で話してしまったり、その流れで話す回数も増えれば、仲良くなり一緒に過ごしてしまったり、結果、話の通じる日本人と日本語の居心地の良さを感じてしまいます。それは、誰もが想像できる事だと思います。

国や学校選びは「日本人が少ない」という点を重視しました。

自らを厳しい環境に持っていく事で、自然と英語環境を作れると思ったからです。結局、どんな国や学校を選んでも自分次第ですが、環境は自分で変えられます。そして作る事ができます。それが作りやすい環境かどうか。

ニュージーランドは私の考えにマッチしていました。

上記のような考えをお持ちであれば、迷わずニュージーランドをおすすめします。

📷:3ヵ月通っていた語学学校「CCEL」にて

人が優しい、多国籍文化、フレンドリー

ニュージーランドの人は本当にフレンドリーです。

飛行機に乗っていた時、チェックイン手続きに並んでいる時も、話しかけられた経験があります。日本人はシャイなので、なかなか自分から話しかけたり等しないですよね。

また、とても多国籍文化です。アジア人(日本人は少ない)が多いのですが、差別は全く感じませんでした。アジアレストランも多いです。その理由も、ニュージーランドで生まれ育った、アジア系ニュージーランド人が多いからなのかと思います。

私が半年間住んだ家は「日本人の私、韓国、フランス、イギリス、ニュージーランド」と多国籍でした。

私たちの共通語は「英語」のみ。ニュージーランドにいて色々な国籍の人と関われる事は、とても素敵な経験でした。この経験のおかげで、私のコミュニケーション能力は上がったと思います。余談ですが、家探しの際、日本人がオーナーの家は選ばないように心がけました。

📷:オークランドで住んでいた家にてフラットメイトと

自然と人が近くてストレスフリー

ニュージーランドのオークランドは、1番大きな街ですが、日本と比べ規模は全然違い、日本の感覚でいう東京のような感じです。しかしオークランドの町から車を少し走らせると、景色は一変、壮大なスケールの自然がたくさんあります。

動物や自然が、身近で共存していて、雰囲気が穏やかで空気もよく、本当にストレスフリーでした。

オークランドに限らず、南島のクイーンズタウンは大自然の中に町があり、オークランドとは全く違いますが、全てにおいて、癒しがたくさんありました。唯一日本に例えるなら、北海道に似ているなと感じました。

📷:オマラマにて子羊と

日本と同じ左側通行

ニュージーランドは本当に車社会です。そんなニュージーランドは日本と同じ左側車線

ニュージーランドでワーホリや留学で来ている短期間滞在の人でも、滞在中に車を購入するほど車が必要であり、あると便利な国です。

これが、アメリカのように右側車線なら、運転に対する恐怖心も感じますし、運転なしで乗り切ろうと思うかもしれません。しかし日本の運転免許証を持っている方であれば、絶対と言って良いほど、国際免許を取得するべきです!

ニュージーランドは北海道のように、道路が広くとても運転しやすいです。日本ではペーパードライバーだった私も、今では10〜15度レベルのカーブの山道を運転できるほどになりました。

私は日本で国際免許を取得してから渡航しましたが、結果的に失敗しました。

日本で取得する国際免許証は、有効期限1年間です。しかしニュージーランドで手続きをし、国際免許証を発行すれば、テストなしで10年間の有効期限で取得することが出来ます!

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私は知らずに日本で国際免許を取得してしまったので、2回分の出費がかかってしまいました。

これを読んだ方で、ワーホリや留学後も、海外旅行等で運転する機会があると思う方は、現地取得をおすすめします。

ニュージーランドで取得した国際免許証は、もちろん英文なので、お隣のオーストラリアも運転できるそうです。

注意点としては、有効期限ありの日本免許証+国際免許証が必要とされる国もあり、アメリカやオーストラリアは州によって法律の規定が違うようなので、事前にチェックは必ず行って下さい。

📷:マウントクックへの道

最低賃金が高い!最低時給18.90ドル!

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ワーキングホリデーではフルタイムで仕事を探す方が多いかと思います。

また、学生ビザで来た人も、アルバイトはしたいなと思いますよね。そこで気になる事の一つは「時給」ではないでしょうか?

日本は田舎へ行くと最低時給〇百円〜とかなり低い設定で募集していることがありますが、ニュージーランドは「最低時給18.90ドル(日本円:約1230円)+ホリデーペイ」(ホリデーペイは有給が無い代わりに支払われる賃金)が法律で決められています。

ただ、注意が必要なのは、会社によってブラックな会社もあるようなので、事前に雇用詳細を確認してから、仕事を始めるようにしましょう。

📷:私が7ヵ月働いたローカルカフェ(スタッフはみんな他国籍!日本人は私の他に1名のみでした。)

素晴らしい文化

私が以前、初めて聞いた時に感動した「ニュージーランドの歴史」のストーリーをご紹介します。

ニュージーランド航空や、ラグビーチームオールブラックスのユニフォームにデザインされている、ニュージーランドの象徴「シルバーファーン(シダの葉)」この伝説の話です。

まずこの、シルバーファーンという名前は、葉を裏返すと“銀色”という事から由来がきています。

先住民族のマオリは、シルバーファーンを裏返しにして地面におき、月の明かりを反射させることで、部族同士での戦闘の際に、味方だけが分かる「方向を示す矢印」として、この葉を生活の知恵として使っていたそうです。

現代では「前進」「躍動」のという意味を持っているそうです。

この話を聞いた時とても感動しました。これをきっかけに、ニュージーランドが好きになり、歴史をもっと知りたいと思いました。

今では、ニュージーランドは元々マオリ族だけしか住んでいなかったのに、なぜイギリスの植民地になってしまったのか、そしてその取り決めが行われた条約の名前や日付、そして場所まで知識として習得しました。

📷:シルバーファーン

デメリットをあげるとしたら・・・

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Photo by cottonbro on Pexels.com

デメリットをあげるとしたら2つ。

「物価が高い」「バスが時間通りに来ない時がある」

物価が高いと言っても全てではありません。日本に比べて安いものもありますが、特に外食が高いと感じる事が多かったです。

バスが時間通り来ないのは、道路状況のせいなのか、運転手のせいなのか、車社会のニュージランドでは結構頻繁にありました。朝の時間帯は特にラッシュだったので、バスがいっぱいで乗れず、何台も見送った事もあります。結果シティに引っ越しました。笑

しかし、ニュージーランドタイムという言葉があるほど、時間にのんびりしているので、日本のように1分単位で厳しいような事は無かったです。

まとめ

私がニュージーランドを「選んだ理由」そして結果的に「選んで良かった理由」はいかがでしたか?

ニュージーランドのイメージを日本人の人に聞くと「羊・自然・ラグビー・オールブラックス」といったイメージだけで、それ以外は思い浮かばない、何が有名で何があるかまでは詳しく知らない、といった意見が多くあるのが現状だと思います。

これからワーキングホリデーや留学を考えている方はもちろん、少しでも「ニュージーランド」に興味を持ち、参考になって頂けたら嬉しいです。これからもたくさん情報を更新して行くので、楽しみにしていて下さい!

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TMKトラベルクリエーター、フォトグラファー、Youtuber
はじめまして。旅の魅力を惹き出すクリエイター、トラベルコンシェルジュのともかです。10年間務めた大手旅行会社を退職後、夢の海外生活へ。海外渡航歴29ヵ国。国内旅行歴41都道府県。フィリピンのセブ留学、ニュージーランドのワーキングホリデー経験あり。旅と写真と人が大好き。私の培った経験と知識を、このブログ、TMKchannel(YouTube)で情報を発信し、少しでも人の役に立てればと思い始めました。