そんな方へ、今回私が泊まったおすすめしたい旅館をご紹介します。
\日本で最も温泉濃度の高い有馬温泉/
有馬温泉は、兵庫県神戸市に位置しており「日本最古泉・日本三名泉」として有名です。そんな有馬温泉に、一度は泊まってみたいと思う方は多いのではないでしょうか?
今回、私は念願叶って、ついに有馬温泉へ行ってきました。しかし、行くと決めたものの、どこに泊まったら良いか分からず、色々な旅館を調べました。
ホテルのホームページや、旅行サイトの口コミ情報を色々と調べていく中で、ついに決断。
その結果、今回は「有馬グランドホテル」に宿泊する事に決めました!
どのホテルサイトでも必ずベスト3にランクインしていたのにも納得!私が選んだ理由はもちろんですが、その魅力についてまとめたので、参考にして頂けたら嬉しいです。
✔ TMKによる本記事のテーマ
別の楽しみ方♪有馬温泉の「街歩き、湯めぐり、食べ歩き情報」はこちらをチェックしてね★
旅館内の色々な施設、お部屋、お食事、温泉をご紹介。旅館選びの参考にしてみてね☆
「有馬グランドホテル」の魅力とは?
泊まるべき!5つのおすすめポイント
なんでそんなに人気なの?まず、有馬グランドホテルってどんな感じの旅館なのか知りたいです。
ここでは、有馬グランドホテルの特徴を大きく5つの項目に分けてご紹介致します。これを読んだだけで魅力が伝わること間違いなし!
1) 有馬三山に囲まれた眺望に優れた高台に立地している
有馬温泉街を見晴らす事が出来る絶景ホテル。山々から上る朝日や沈む夕日、天候次第で雲海も見る事が出来、部屋からの景色が本当に素敵でした。
朝風呂は展望風呂でと思っていましたが、部屋から眺める朝日が綺麗で、朝日が昇るのをゆっくり楽しんでから大浴場へ向かいました。
温泉街から有馬グランドホテルまで、シャトルバスが出ていて、呼べばいつでも指定の場所へ迎えに来てくれるので、高台でも安心です◎
2) 有馬の2つの源泉「金泉」「銀泉」を、2つの大浴場で楽しめる
絶景を眺める事が出来る展望露天風呂では、金泉・銀泉どちらも楽しむ事が出来ます。また、高さ120cmの立ち湯(男性)やホワイトイオンバス(女性)もあり、温泉自体を楽しめます。
男女入れ替えではないのですが、屋上と地下に温泉があり、どちらも広々としていて開放感がありゆっくり出来ました。
3) 五感で楽しむ!会席料理と+α
日本を代表する神戸牛をはじめ、丹波の山の幸、兵庫のお食事を楽しめた事はもちろんですが、お食事を盛り付ける飾り付けに感動しました。というのも、一期一会を大切にしている旅館だからこそ、お料理を盛り付ける器も、大量生産の既製品ではなく、一点ものを使用している点。
また、季節やお料理に合わせて、こだわりの器に盛り付けるという、小さなサービスに心を動かされました。わたしが訪れた時期は3月だったので、ひな祭り使用でとても可愛いかったです。
4) 選べる!豊富な14タイプの客室
建物は、中央館、北館、別墅結楽と3種類あり、そして、お部屋タイプは和室、和洋室、洋室(ツイン、ダブル)、露天風呂付客室、とあり、旅行の目的や形態に合わせて、お部屋タイプを選べるようになっています。
お部屋の広さや雰囲気も、建物やお部屋タイプによって変わるため、何度訪れても違った雰囲気を感じる事ができる点は良いポイントですね。
5) おもてなし最高!サービスの良さ
旅館に到着してからお部屋に案内されるまでの客室案内係りの方、お部屋担当の方、お食事提供の方、大浴場にいるスタッフの方など。今回、1泊ですが宿泊した際に、感じの良い人だったなと心に残る場面が多かったのは、とても大きなポイントだと思います。
実際、どんなにお食事や温泉が良くても、心に残るサービスがないと、他の旅館と同じになってしまうと思うんです。また泊まりたいと思わせてくれた、おもてなしのサービスが、有馬グランドホテルにはありました。
大きく5つの魅力に分けてご紹介しましたが、すでに素敵な旅館という事が伝わりましたか?
もうこの話を聞いただけで、泊まりたくなりました!でももっと詳しく聞きたいです!
という事で、さらに詳細をご紹介していきます♪
部屋からの絶景が人気!有馬グランドホテルの「客室情報」
同じ旅館に宿泊しても、お部屋によって雰囲気や景色が違うので、事前にチェックしてから行くことをおすすめします。
思っていたお部屋と全然違った、なんて事があるとせっかくの旅行も台無しですよね。
旅の形に合わせて、ぜひ参考にしてみて下さい。
中央館
3つの中で、1番スタンダードでアクセスの便利なお部屋タイプに感じました。
展望大浴苑「雲海」、大浴場「ゆらり」、和室、和洋室、洋室、露天風呂付き客室まで、多様な滞在スタイルに対応している中央館。
今回、わたしは中央館の和室のお部屋に泊まったのですが、お部屋は広く、家族5人で宿泊しても十分な広さでした。
テレビが2つあった事も驚きましたが、部屋に入ってすぐ目に飛び込む絶景が印象的です。また、フローリングのスペースは、なんと床暖房だったのが衝撃的でした。
和を感じながら、ところどころでモダンな雰囲気もあり、スタンダードのお部屋でも十分でした。
他に気づいた点といえば、お部屋の椅子。足腰が悪い方の座椅子は大変だと思うのですが、このお部屋は椅子掛けスタイルだったのも良かったと思います。
また、ソファーもあったので、お部屋の中にいくつも寛ぐことが出来る空間があるのは良いですね。
北館
北館の特徴としては、創業当時からの趣を残しつつ、現代までアップデートされ続けている点。
さらに、全室70㎡を超えるゆとりある空間には、和室と洋室があるので、ベッドと布団どちらも利用したい方には良いお部屋タイプだと思います。
客層形態としては、大家族、3世代、グループにぴったりのお部屋だと思います。
別墅 結楽
別墅 結楽は、まさに「ラグジュアリー」という言葉がぴったり当てはまるような客室。
優美でモダンなお部屋で過ごす、贅沢で特別な時間は、別墅 結楽を選んで間違いなし。基本的に露天風呂付客室、特別室が多い印象です。
しかしながら、20㎡のコンパクトツイン、コンパクトダブルのお部屋タイプもあり、今時な和モダンな作りになっているので、一人旅やカップル、女子旅にもぴったり。
和モダンスタイルが好き、畳の上に布団を敷いて寝るのが苦手、旅館だけど今風な雰囲気を味わいたいという人に向いています。
次来る際には、別墅 結楽に泊まってみたいなと思いました。
口コミで高評価!有馬グランドホテル「温泉情報」
皆さまご存知の通り、有馬の源泉といえば「金泉・銀泉」ですよね。
どちらもある有馬グランドホテルでは、両方同時に楽しむ事が出来るのは大きなポイントです。また、展望大浴苑「雲海」に入りながら眺める景色も絶景です。
旅館に到着し、少し休憩して最初に入ったのが、大浴場「ゆらり」。夜寝る前、翌朝入ったのが展望大浴苑「雲海」です。
それぞれの特徴と、他の温泉エリアも合わせてご紹介します。
大浴場「ゆらり」
大浴場「ゆらり」は、中央館B2Fにあり、営業時間が07:00 – 22:30と短め。そのため、到着してから最初に入ることをおすすめします。
ゆらりの特徴といえば、なんといっても「ホワイトイオン露天風呂」。ミクロの気泡が肌の汚れや皮脂をやさしく洗い流してくれます。さらに、放出されるマイナスイオンが、心身を癒やします。入っているだけで綺麗になれる、女性限定の嬉しい温泉です。
ホワイトイオン露天風呂の代わりに、男性は「立ち湯露天風呂」があります。深さ160cmと言っていたので、かなり深い!肩までしっかりつかることが出来るので、体の芯まで温まりそう。
他にも、大浴場、金泉浴場、金泉露天風呂、サウナがあるので、同時に金泉風呂を楽しむ事ができます。
私は、金泉浴場とホワイトイオン露天風呂を交互に入っていました。
展望大浴苑「雲海」
展望大浴苑「雲海」は、ロビーと同じ「中央館」9F(最上階)に位置しており、利用時間は5:00 – 10:30 / 11:30 – 00:30(サウナは6:00 – 10:30、11:30 – 23:00)と、ゆらりと比べて少し長め。サウナだけは利用時間が短いので注意してください。
展望大浴苑「雲海」の特徴といえば、有馬随一の高台にあるため、雄大な空間と景色を眺めることができます。彼方には六甲や丹波の山並みが広がります。
さらに、雲海では有馬が誇る金泉と銀泉を同時に楽しむ事ができます。どちらも露天風呂にありますが、金泉だけは中の大浴場にもあります。また、男性のみ打たせ湯があります。
加えて、展望大浴苑の女湯からは、春秋の夜明けから早朝にかけて、幻想的な雲海が見られることもあるそう。雲海を見る事が出来たらラッキーですね。
湯上がりホール
個人的にどこへ行っても気になる湯上り処。有馬グランドホテルの湯上り所処は、本当にくつろげる空間がありました。
展望大浴苑の前の湯上りホールは、開放的で広々としていて、四季折々の景色を楽しめます。また、湯茶サービスもあり、そこで頂いた「抹茶」と「黒豆茶」がとても美味しかったです!
行かれた際は、ぜひお風呂上りにどちらも飲んでみてください!
ちなみに、無料の煎茶・ほうじ茶・烏龍茶・冷水が飲める自動給茶機もありました。もちろん、B2Fのゆらりの前にも湯上り処があるので、飲む事ができますよ。
さらに驚いたのが、展望大浴苑の前の湯上りホールにある、無料のマッサージチェア。だいたいどこも有料ですよね?ここは無料で利用が出来たので、母と一緒に癒されました。
まだまだ、これだけでは終わりません。B2Fのゆらりの前に、全自動血圧計、脈波計、骨波計、肌年齢と基礎代謝量測定器がすべて、無料で用意されていました。思わずテンションがあがってしまい、母と全部利用しました。
こういう細部に渡ったサービスが、忘れられない思い出の一部となっています。
貸切風呂
プライベート空間を味わう事ができる温泉といえば、やはり貸切風呂ですよね?
自然の中にいるかのような、開放的な空間を味わうことが出来る、2種類のプライベートスパがあります。
一人旅、家族、カップル、女子旅どんな形態でも広々使える貸切露天なので、事前に電話予約か当日チェックインの際の予約を忘れずに。
アクアテラス
旅館にこんな施設があるの?と思ったのが最初の印象。
大人のためのアクアリラクゼーションと謳っているだけあって、まさに「大人スパ」です。
温水プール、足湯シアター、野外プール、ジェット水流を受けながら水中を歩行する歩行プール、効果が異なる5種類のサウナ(岩塩ドライ、ナノミスト、冷却、岩盤カウチ、ラドンミスト)
しかも、大浴場「ゆらり」と繋がっているため、贅沢にスパを楽しみながら、温泉も入れるなんて、そんな施設はなかなか無いと思います。
さらに、スパ終わりは暖炉付きのリビングスペースでゆっくりくつろげる空間が。そこでは、黒ウーロン茶・オレンジジュース・お酢ドリンク・オーガニックティ・ 冷水・生姜茶(HOT)が用意されているなんて、贅沢すぎませんか?
兵庫五国の恵み!有馬グランドホテル「お食事情報」
兵庫五国とは、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路。その中心に位置する有馬は、各地域の恵みが集まる食の宝庫です。
また、その季節にしか味わうことの出来ない、海山の幸を存分に堪能することが出来ます。
お食事の種類は、なんと9種類!
豊富すぎる9種類のお食事
お食事に合わせて、お食事処も変わったり、カスタム会席という初めて聞く名前だったり、本当に何通りもあるプランに驚かされます。
さらに、冒頭でもお伝えしましたが、お食事の器にもこだわっている点は、本当に細かい心配り、サービスに感動しました。
朝食
朝食は、お部屋食(和・洋)又はビュッフェ。今はコロナの時期という事もあり、ビュッフェではなかったので、和食または洋食から選択式でした。
お食事の品によっては、おかわりが出来たので、和食を注文しても洋食のパンを注文したりもできたので、その点は良かったです。
充実の施設完備!有馬グランドホテルの「館内情報」
すべての人がいつ来ても楽しめるとようにと、施設の拡充に取り組んできた有馬グランドホテル。アクアテラスに、ガーデンプールに、バーベキューテラス等、色々あります。
ここは旅館だろうか?と思ってしまうような素敵な施設ばかり。
日帰り入浴や、アフタヌーンティを利用できるサービスまであり、お食事会場は温泉に負けずと充実しています。
加えて、まだ紹介していない館内施設をご紹介します。
飽きない!館内施設の娯楽10
気になる「料金」と「アクセス」情報について
インターネット:https://www.arima-gh.jp/
住所:〒651-1401 神戸市北区有馬町1304-1
電話番号:078-904-0181 / FAX: 078-904-0297
無料駐車場あり:400台(車高2mまで、車幅1.78mまで、車長4.7mまで)
- 神戸電鉄、六甲有馬ロープウェイ有馬温泉駅:無料シャトルバス2分
- 有馬温泉停留所(JRバス・阪急バス):無料シャトルバス2分
そして、皆さまが気になるこちらの旅館のお値段。
4つ星ホテル、朝夕食付のお値段で、1泊1部屋「121,500円」です。
決して激安!というわけでなないですが、ものすごく高くはないので泊まりやすいと思います。
まとめ
有馬グランドホテルはいかがでしたか?魅力は伝わりましたか?
今回、旅館選びしている際、知人に宿泊した事のある人がいたので話を聞くと「今まで泊まった旅館の中で、1番良かった」と言っていたのです。
その意見も、有馬グランドホテルに決めた、参考のひとつでした。
「また泊まりたいと思うかどうか」という気持ちは、1番大切じゃないですか?
旅が好きな人は、泊まった事のない、新しく泊まるホテルに目が行きがちだと思います。そんな中でも、また同じ場所を選びたいかどうかという質問だけで、その宿泊先がどうだったのかが、分かってしまうといっても過言ではないと思います。
最近旅行へ行った周りの人に、ぜひ聞いてみてください。
「また泊まりたいと思った?」
そこで返ってくる返事次第で、宿泊先選びの参考になるかが分かります。わたしは、
「また有馬グランドホテルに泊まりたいです」
有馬温泉に行く予定なんだけど、どこに泊まったら良いかな?おすすめの旅館を教えてほしい!