ニュージーランドに来てから、すっかりハイキングやトレッキングの魅力に目覚めてしまった私。
私の中の「二ュージーランドの絶景ランキングベスト5」に入るトレッキングスポットをご紹介しちゃいます!しかも、なんと国立公園内にあるのです。
そして、ニュージーランドの富士山と呼ばれているほど、見た目が日本の富士山にそっくりなのです。
オークランドの都心に住みながらも、1泊2日で行ける場所なので、実際誰でも行きやすいのですが、私の周りには行った事ある人はいませんでした。なので情報源もあまりなく、結構困りました。
実際に行ってみて、あんなに素晴らしい絶景だったのに、逆になぜ情報が少ないの?!と疑問に思うほどです。
確かに北島には、ロトルアやホビット村など、メジャーな観光地がたくさんあるので、有名な観光地へ行ってしまいますよね。
ですが!ハイキングやトレッキングが好きな方、自然が好きな方、絶景が見たい方、ニュージーランドへ来たらぜひマウントタラナキへ行って下さい。
また、YouTubeでもTravel Vlogとして「ニュープリマス」を動画にしたので、よりイメージして頂けたら嬉しいです。もし参考になった、イメージ出来た、良かったと思って頂けたら「チャンネル登録とイイね」をお願いいたします。
▼ TMK channel #NewPlymouth
トレッキングへ行く前に必ず読もう
エグモント国立公園の中にあるマウントタラナキは、北島の西側に面している「New Plymouth / ニュープリマス」というエリアにあります。オークランドからは車で約5時間ほどです。
ニュープリマス市内からトレッキングの入口までは、車で約20分の距離なので、とても近かったです。
宿泊先はAirBnbでニュープリマス市内のお家を予約しました。
トレッキングの入口付近にも、宿泊先はありましたが、市内の方が沢山選択肢が合ったので、宿泊先はニュープリマス市内をオススメします。
もしタラナキ登山を希望する方は、国立公園内に8箇所の宿泊できる古屋があるので、1〜2日の登山コースでも良いでしょう。
トレッキング前日は、スーパーで食料(フルーツなど)と水の調達を忘れずに行いましょう。
服装は、歩きやすいスニーカーやパンツ、帽子、サングラス、脱ぎ着しやすい格好がベスト。山の天気は変わりやすいので、防水性の上着が個人的にオススメ。
トレッキングではなく、タラナキ登山にチャレンジする方はシーズンに気をつけましょう。
ベストシーズン:12〜4月、オフシーズン:5〜11月
自分たちに合ったコースを選ぼう
エグモント国立公園内に位置する、マウントタラナキは、いくつものトレッキングコースがあります。
トレッキングコースの入口は、全部で13箇所あります。
途中で別れ道があったり、何パターンもコースがあり、コースによって見れる景色が違うため、どのコースやルートで行くか、事前にしっかり調べましょう。
私たちは、パンフレットの写真でよく見る、湖を前にしたタラナキの絶景を見たかった事と、今回の旅は1泊2日と短く、トレッキング後はオークランドへ帰る予定でした。そのため私たちが選んだのは、片道約3時間コースの「Pouakai Circuit」を目指すコースにしました。
Pouakai Circuitを目指すルートいくつかあるのですが、1番最短でPouakai Circuitへ行けそうだった「Mangorei Track / マンゴレイトラック」を選びました。
全てのルートが最終的に、タラナキ頂上へ繋がっているため、どんな行き方でも、トレッキングで終わらず登山も出来ます。どのルートを使って行くかによって、所要時間は違ってきます。
もし、タラナキ登山を希望の方は「North Egmont Visitor Centre」へ向かいましょう。ここまでは車で行けます。
登山の場合は、ビジターセンターの入口から「Taranaki Sumit Climb」というコースで往復8〜10時間で登山可能です。
登山もトレッキングもしたくないけど、タラナキを1番身近で見たい!という方も、ビジターセンターへ行けば、タラナキをとても近い距離で見る事が出来ますし、資料やパンフレットも置いてあるため、観光として楽しめると思います。
本当に色々な行き方やコースがあるので、自分たちのレベルやスケジュールに合わせて選ぶのが良いかと思います。
- Manaia Road to Dawson Falls
- Egmont Road to North Egmont
- Pembroke Road to Stratford Plateau
今回は「湖に反射して映るタラナキの絶景を見る」というテーマのトレッキングだったので、タラナキ登山ではありません。
下記公式HPで、所要時間と難易度を選択して、おすすめのトレッキングコースを検索できるので、行く予定の方は事前に自分にあうコースを決めて行く事をおすすめします。
また、登山や途中までの登山希望の方にも、わかりやすいMAP(英語)を添付しておきますので、参考までにチェックして見て下さい。
出発!Pouakai Circuit を目指そう
私たちはニュープリマスに宿泊していたので、国立公園の入口は「Egmont Road to North Egmont」にあてはまります。
市内からMangorei Rdに入り「Mangorei Track Trailhead」を目指しました。
Googleマップで検索したら出てきます。
進行方向右手に駐車場(無料)があったので、そこに車を止め、この標識まで歩いて1〜2分です。
さあトレッキング開始です!
Mangorei Track Trailhead MAP
https://goo.gl/maps/FVx49QpUMmhzJVFC6
ニュージーランドならではの「Kiwi Zone」の標識を見ると、ついキウイに出会えるのではないかと期待してしまいます。キウイはニュージーランドの代表的な生物で、野生のキウイを見つけたら、かなりレアです!
キウイは夜行性なので、日中になかなか見る事は難しいのですが、それを期待しながら歩くのは、とてもワクワクして楽しいです。
また標識の通り、犬と一緒に公園内に入ることは禁止です。
しばらく登っていると、途中ひらけた景色があったので、タラナキ!と思ったのですが、影も姿も全く見えず、いつになったら着くのだろうと、少し萎えた瞬間でもありました。
写真の通り、とても急な場所もありました。
木の階段が無く、岩と木の幹につかまりながら登った場所もありました。雨は降っていなかったのですが、日当たりが悪く、濡れたままの場所があったので、滑らないように気をつけて下さい。
「Pouakai Hut」にて休憩タイム
スタート地点の標識に記載があった「Pouakai Hut」は予約なしで宿泊できる古屋です。(古屋の写真が無くてすみません)
ここでトイレ休憩(トイレットペーパーなし)、軽食をとりました。ここまで2時間30分の表示でしたが、途中で写真を取ったり2〜3分休み休み登っていたので、3時間ほどかかったと思います。
標高が高くなるにつれて、だんだんと霧が多くなってきましたが、酸欠になる辛い感じは無かったです。
Pouakai Hut MAP
https://goo.gl/maps/7EsjgyjgtvG6DQcJ8
絶景と感動の「Mt Taranaki」
ここは、タラナキが最初に現われた瞬間です!
同じ景色が続きましたが、タラナキを初めて見た時の瞬間は、本当に感動しました。
ひたすら登り続けて約3時間半、やっとたどり着いた嬉しさは、やはり最高ですね。
今回のトレッキングは、山の中、森の中、同じ景色が続きました。途中、少しタラナキが見えるのかな?と思っていたのですが、全く姿がなく、どんな形で現れるのだろうと疑問でした。
また、あと何時間で、今どの辺なのか、標識が無かったので分かりませんでした。
トンガリロクロッシングの時は、登山×トレッキングだったのですが、時間も約9時間でハードでしたが、個人的に色々な景色を見ながら、標識も多く、どこのパートまで、あとどのくらいかを想像しながら歩けたので、今回とは違いました。
気持ち的に、タラナキの方が、ハードな気もします。
ですが!この景色を目指して、頑張って登ってくださいね!
タラナキが見えると、左に進む道があるので、そこを真っ直ぐ行った先に、目的地の湖?池?がありました。
想像していたよりも小さく驚きましたが、ここから撮影する、タラナキをどうしても撮りたかったのです。
ついに目的地の「Pouakai Circuit」に到着しました!
想像していたよりも人が少なく、綺麗な写真が沢山撮れました。中でもお気に入りが、タラナキが水に反射して、ミラーになって映る写真です。
周りの人が、空気をよんで順番にそこへ立って写真を撮るので、そのおかげで満足できる写真が撮れました!いかがですか?
天気も良く、雲が少なかったおかげで、タラナキの頂上も綺麗に見る事が出来、風も穏やかだったため、反射したタラナキも綺麗に映りました。
MAP
https://goo.gl/maps/Kjj84YzQw3WyN6aH7
タラナキは、トムクルーズ主演の映画「ラストサムライ」で使われています。
「ニュージーランドの富士山」と呼ばれているほど、見た目が似ておりますが、標高は富士山よりも低い2518mです。
タラナキの名前はマオリ語で、意味はタラ「山の頂上」、ナキ「輝く」という意味です。
ここから見るタラナキの景色が素晴らしすぎて、ずっと見ていられました。
タラナキは成層火山という火山形状です。研究科によると、今後50年以内に大きな地震活動が再び発生する可能性が高いと言われているそうです。
今回、タラナキを見に行くためのトレッキングでしたが、いつかタラナキに登ってみたいと思います。
頂上からの景色を楽しんだあとは、来た道をひたすら下りました。
行きは休憩をとりましたが、帰りは休憩なしで下山したので、行きよりも早く感じました。
オークランドへ帰る途中、ニュープリマスから見たタラナキの景色は、本当に富士山のようでした。あんなに近くで見ていたのに、もうこんなに小さく遠く感じる、と思いながら、余韻に浸って帰りました。
まとめ
エドモント国立公園内にある、マウントタラナキはいかがでしたか?
本当に日本の富士山のような景色を、間近で見る事が出来ました。何度も言いますが、登り切った達成感からの絶景!忘れられません!
シティでショッピングや観光も楽しいですが、1日はニュージーランドの大自然を堪能してみてください。南島の方が北島に比べて自然のイメージが強いかもしれませんが、北島にも沢山の素敵な場所があります。
今回訪れたエリア、ニュープリマスには、過去一最高な夕日を見る事ができる場所もありました。今回の1泊2日は絶景続きだったので、別ブログで書いた夕日の絶景記事もぜひ、チェックしてみてください。
今回の記事で、マウントタラナキへ行って見たい、行く予定だったから参考になった、と思って頂ければ嬉しいです。
トレッキングなので、それに向けた事前準備が必要です。その上で読んで下さいね。