オークランドから車でわずか40分という距離に位置し、広大な美しい景観とサーフィン選手権大会の舞台となっているほど、サーファーには有名な場所。
何といっても、夕日が美しい事でも有名な「ピハビーチ ~Piha Beach~」を、今回ご紹介したいと思います。
交通手段
マイカー
ニュージーランドは車社会のため、車でピハビーチまで行く方が多いです。人数が多い場合は、1日レンタカーを借りるのも良いかと思います。
タクシーやUBERで行く事も可能(片道$60~80)ですので、人数が多ければコストをおさえられるでしょう。
電車で行く手段もありますが、乗り継ぎが必要ですし、降車駅からビーチまで少し歩かなくてはならないので、簡単に行ける別の方法を次にご紹介します。
有料シャトルバス
オークランドシティから、1日2本、有料シャトルバスが出ています。下記にて詳細をご紹介致します。
『日帰り』
9:00am/11:30am ベースバックパッカーズ(229 Queen Street、Auckland)発 → ピハビーチ着
4:00pm/6:00pm ピハビーチ発 → ベースバックパッカーズ(229 Queen Street、Auckland)着
『宿泊』
出発時間は日帰りと同様です。ピハビーチ発、オークランド行きの時間が1本追加となります。
10:30am/4:00pm/6:00pm ピハビーチ発 → ベースバックパッカーズ(229 Queen Street、Auckland)着
- 7,8月のシャトル運行はしていない。
- 日帰り利用の方は往復チケット購入が必要となります。
- サイトによって金額は異なりますが片道$25〜$35。
- 追加5ドルでピハ又はオークランドの別の場所からお迎えも可能。時間の保証が無い時間帯もあるので、その都度シャトルバス会社へ確認して下さい。
シャトルバスの予約はこちら→Trippy
砂浜のビーチ
タスマン海に面しているピハビーチは、噴火によって生じた黒い鉄の砂が流れている事から、火山砂と酸化鉄が混合し、黒砂のビーチとして出来上がり有名になりました。
黒砂はすぐに熱くなってしまうので、砂浜を歩く際の素足は注意して下さい。
ビーチの安全性は?
1930年代にサーファーによって発見されてから、サーファーに人気のビーチとして有名になったピハビーチ。
広大なビーチで波が高い事からも、地元のサーファーが多い事で多く知られています。
一方で「ニュージランドで最も危険なビーチ」とも言われています。それは死者数が多いのが理由です。
こうしてレスキュー隊が常に準備しているので安全と思われますが、溺死のほとんどがライフガードが勤務していない時、または漁師がライフガードの目が見えない所から、流されてしまったりと、必ずしも安全という訳ではありません。
サーフィン目的で行かれる方は、十分注意して欲しいと思います。サーフィンの波質は、その日の風の動きや海岸の砂の動きによって変わるそうです。事前にネットで波の高さなどをチェック出来るそうなので、前日にチェックしてから翌日に行くか決めても良いかと思います。
シンボル「ライオンロック」
ライオンロックは、南部と北部のピハビーチを分ける岩の形が「横たわるライオン」に似ている事から由来して呼ばれているそうです。
ライオンロックはピハビーチだけでなく、オークランドの西海岸全般の象徴にもなっているそうです。
ライオンロックは、何と登れるのです!軽い気持ちで登れますが、階段が急なので少し気をつけて下さい。
ここから見る景色は本当に絶景です!ピハビーチの壮大な景観が一望できるので、ピハビーチを訪れた際は、ぜひ上まで登ってみて下さい。
ピハビーチ周辺には、キテカイトの滝という三層の滝として有名な滝があり、滝を見に行く事ができるハイキングコースがあります。初心者〜中級者向けに、いくつかコースがあるようなので、次回挑戦してみようと思います。
黄金の夕日
日が沈む時間は事前に調べて行くと良いかもしれません。ビーチに座って見る夕日も良いと思ったのですが、私たちは、綺麗な夕日をゆっくりと見れる場所を見つけたので、ご紹介します!
駐車場の横に小さな丘を発見し、ここで夕日が沈むのを待ちました。
ビーチから見る景色も良かったのですが、丘の上からビーチ全体を見渡せる景色と雰囲気が、とても気に入りました!また、私たちだけだったのでプライベート感満載でした。
まとめ
黄金色に輝く夕日を見る事が出来るピハビーチ、いかがでしたでしょうか?オークランドからとても近いですし、サーフィン好きな方はもちろんですが、ゆっくり過ごしたい方にもぜひおすすめ致します。
また、日帰りでも泊まりでも行けるので、ちょっとした旅行気分を身近で味わえるのは良いですね。車で行かれる方は問題ないですが、シャトルバスで行かれる方、事前予約を忘れずに、楽しい旅行にして頂ければと思います。